札幌市手稲区のお客様から持ち込みで、富士通 FMVU90F3Bをお預かりしました。
症状は動作が非常に重たく、キーボードの入力が一切出来ないというものでした。
この2つの症状を合わせて考えると、キーボードの何かのキーがずっと入った状態になってしまい、パソコンの処理が追い付かないのではと考えました。
札幌市手稲区のパソコン修理については、こちらの札幌市手稲区のパソコン修理ページもご覧ください。
FMVU90F3Bの分解手順
まずは当初の予想をもとに当たってみるので、ボトムカバーを外して内部にアクセスします。

予想通りだとするなら、キーボードを外す事で症状が収まるはずです。
なのでキーボードを一旦取り外したいのですがバッテリーが干渉しているので、バッテリーも取り外します。
キーボードのコネクタは写真の赤い部分です。

早速外して電源を入れてみると、動作は見違えるほど速くなりました。
これで原因は確定したと思ったのですが、念のため再度取り付けて確認をします。
そうすると…なんと症状が消えています。
動作は問題なく速いですし、キーボードもすべてのキーが効くようになっていました。
その後は何をやっても症状が再度出る事はなかったので、完全放電で直ったものと思われます。
なので今回はこれで修理完了となります。
まとめ
恐らくキーボード交換が必要ということで料金をお伝えしていましたが、基本料金だけで済む内容となりました。
パソコンの内部に電気が残ってしまい動作異常を起こすというのは、度々あるものです。
新品のパソコンでも起こりうるものなので、これはパソコンの構造上の問題になります。
多くは電源が入らなくなるという致命的な症状として出ますが、今回は動作の重さとキーボードの入力異常という形で現れたようです。
キーボードの入力トラブルがありましたら、是非お声かけください。
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