札幌市清田区のお客様から Dynabook dynabook B45/HV の データ救出 のご依頼を受けました。
今回、パソコン修理のインフォムへ持ち込み修理としてご来店いただき、パソコンを詳しく拝見することになりました。
お客様の状況と故障の経緯
お客様は重要なデータが入ったままWindowsが起動しなくなったため、早急にデータを取り出したいという状況でした。
パソコンの画面にヒビが入っており、左端が黒く変色して操作がままならなくなっていたそうです。
画面がほとんど映らない状態だったため、通常の方法ではデータを移行できず、当店にご依頼いただいたとのことでした。
診断の流れ
まず外部モニターを接続し、ディスプレイの故障か本体側の故障かを切り分けました。
外部モニターからはWindowsのロゴ表示が確認できませんでしたので、ディスプレイだけでなくシステム側にも問題があると考えられました。
次にメモリとSSDの状態を詳しく調べましたところ、SSDの一部領域が正常に読み込めなくなっていることを確認しました。
ノートパソコンの起動障害の場合、SSDやメモリが原因となるケースも多いため、いずれも念入りにチェックを進めました。
修理の流れ
故障しているSSDからデータを救出するために専用機器を使用し、お預かり後すぐに作業を開始しました。
幸いSSDは部分的に読み込みエラーがあるものの、全損ではなかったため、約2時間で交換作業とデータの抽出を完了しました。
もしSSDが全く読み取り不能だった場合やマザーボード交換が必要な場合は、国内手配なら3~5日、海外からの取り寄せなら1~3週間ほどかかります。
今回のようにメモリやSSDといった部品は在庫があるため、特別な取り寄せは不要でした。
修理後の感想
お客様からは「仕事で使う大切なパソコンがすぐに復旧し、とても助かりました」とのご感想をいただきました。
パソコン修理のインフォムでは基本的に持ち込み修理か宅配修理で承っており、南区のお客様はほとんどが持ち込み、南区以外のエリアでは約70%が持ち込み、30%ほどが宅配でのご依頼です。
今回も大事なデータを迅速に救出でき、お客様に安心してお使いいただける状態に戻すことができました。