今回はDELL XPS 13のSSD交換をいたしました。

今はわかりませんが発売時は世界最小の13インチ2-in-1ノートパソコン。

削り出しアルミ感が高級感を感じるパソコンですね、
DELL修理をひたすらしている者としてはDELLのパソコン全体に愛着があり
このようなパソコンは個人的に欲しくなってしまいますね。

今回起動に問題があるということで
まずは最初にテスターでACアダプターの電圧からチェック。

電圧には全く問題なく、
最終的にSSDが壊れていることがわかりました。

余談ですが、テスターってご存知でしょうか。
デジタルマルチメータとも呼ばれていて色々な種類があります。

どこでも購入可能ですが、私は修理のプロですのでちょっとこだわって
修理関係の工具は大抵RSコンポーネンツで買います。

ちなみに4個持ってますが
一番使うのはこれです。

ちなみにどこでも入手できないコンデンサなどを
今まで何十回、計何百個購入したか・・・
ここの部品で生まれ変わったお客様のパソコンは数知れずです(^^)

はい、本題に入りまして
XPS13はまだ新しいモデルです。

購入して1年と2ヶ月だとか・・・
保証期間が過ぎてしまった直後・・・

スペックは下記にようになっております。

モデル名 XPS 13 2-in-1
CPU 第7世代 インテル®Core™ i7-7Y75 プロセッサー (4M キャッシュ, 最大 3.6 GHz まで可能)
OS Windows 10 Home 64ビット 日本語
Office なし
メモリ 16GB LPDDR3 1866MHz
ハードドライブ 512GB PCIe ソリッド ステート ドライブ
ディスプレイ 13.3インチ QHD+ (3200 x 1800) InfinityEdge タッチ ディスプレイ
ビデオカード インテル® HD グラフィックス 615
DELL Active Pen デル製アクティブペン(PN556W)
ポート 1 Thunderbolt™ 3(PCI Express Gen 3 x 4レーン)、
PowerShare仕様およびDC-IN
1 USB-CのDisplayPort(PowerShare仕様、DC入力、DisplayPort)
1 MicroSDカードリーダー
1 ヘッドセットジャック
1 Nobleロックスロット
重量 最小重量: 1.24 kg
寸法 304×13.7×199 mm

XPS13 2-in-1 は重さ1.24kgということで軽いのですが
SSDも通常のタイプより軽いM.2という規格になっています。

SSDの場合壊れるとデータを救出することが通常のハードディスクに比べて難しいです。
なのでバックアップはしっかりとした方が良いです。

今回交換用のSSDには
Crucial の MX300 CT525MX300SSD4/JP を使いました。

WIndows10をクリーンインストールし、時間のかかるアップデートを行い、作業完了。

HDD交換とWindowsのインストールまでなら実作業時間はそれほどかからないのですが、
アップデートまでなると時間がかかったりすることが多いですね。

作業完了後、正常にWIndowsが起動できることを確認して、動作検証に移行。
問題がなければ、納品となります。

音もしない・省電力・軽くて、速くて、寿命も長いSSDですが
やはり機械ですので今回のような故障もあります。

お客様のことを考えると大変残念ではありますが
WIndowsの起動不良、起動が遅い、起動中のフリーズ、
使用中にブルースクリーンなどが発生した場合、
HDD・SSDの故障が原因の可能性がありますので、
早めに交換できればデータも全て丸ごとコピーも可能ですので
一度、お問い合わせいただければと思います。

それでは、今後ともインフォムをよろしくお願い致します。

パソコン修理のインフォム