ここ最近、DELLのXPS 12 9Q23のパソコンで、液晶画面の四隅のどこかに気泡が入る、光り方がおかしい、亀裂が入ってるように見える等の症状が出ている方が多いようです。
立て続けに同様の症状でXPS 12の問い合わせが来ておりますので、こういった自然故障が出始める時期なのかもしれません。
ただXPS12に限らず、タッチパネル式のパソコンでは起こりうる症状の1つですね。
故障の原因は?
液晶パネルとデジタイザ(表面のガラス面)との間に充填されている樹脂が、変形し、漏れ出してしまう事が原因と言われています。
漏れだす原因として考えられるのは
- 衝撃が加わった
- 強烈な温度変化に晒された
- 大きな気圧の変化があった
といった事が挙げられます。
また購入時には耐えられても、経年劣化により耐えきれなくなる、という事も考えられます。
最近お問合せが多いのは、この為ではないかと思います。
XPS 12は液晶部を回転させる事でタブレットのような使い方も出来るパソコンなので、他のタッチパネル対応パソコンと比べ、耐久性は低いのかもしれません。
修理の方法は?
修理方法は液晶ユニットの交換となります。
液晶パネルとデジタイザが一体になっているユニットごとの交換ですね。
液晶ユニットの交換作業は1~2営業日で完了致します。
液晶ユニットの在庫状況について
XPS 12の液晶ユニットは、2018年9月現在はご依頼件数が急に増えたのもあり、在庫がほぼ無い状況ですが、追加発注済みです。
月末にはすぐに納品が可能な体制が整います。
終わりに
今回はXPS 12 9Q23の液晶画面に気泡が入る、という内容の修理をご案内しましたが、XPS 12の他の不具合も対応可能です。
電源が入らない、動作が遅い、OSが立ち上がらない等、XPS 12でお困りの事がありましたら、是非お問合せ下さい。
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