今回は札幌市南区のお客様から 富士通 ESPRIMO WFB/F3 の Windowsが起動しない のご相談でした。

お客様は電源を入れてもWindowsのロゴ画面で止まってしまい、操作がまったくできない状況とのことでした。

お持ち込みまでの経緯

お客様はインターネットでパソコン修理のインフォムを見つけてご連絡いただきました。

札幌市南区のお客様でしたので、当店まで直接持ち込みでの修理依頼となりました。

Windowsが起動しない原因としては、システムの不具合やSSDの故障、まれにメモリの不具合などが考えられるため、実際に状態を確認してほしいとのことでした。

診断の流れと一般的な故障の原因

まずは起動時の画面表示を外部モニターに出力し、ディスプレイだけに問題がないかを確認しました。

パソコンの画面の左端が黒くなり、ヒビが中央に広がっていたというケースも過去にはあり、その際はうっかり手を滑らせて落下させてしまったことが原因でした。

今回のご依頼品は物理的な損傷は見当たりませんでしたが、Windowsが起動しない場合はSSDやメモリにトラブルが起きている可能性が高いです。

そこでSSDやメモリの状態を一通り点検し、他の部品も含めて故障箇所を特定していきました。

修理の流れ

診断後、SSDの不調が疑われる場合は部品交換やWindowsの再インストールが必要になることがあります。

今回はSSDが正常に認識されない不具合を確認し、新品のSSDへ交換作業を行いました。

交換作業は約2時間で完了しました。

メモリやSSDはパソコン修理のインフォムで在庫があるため、取り寄せが不要なケースが多いです。

マザーボードなどの部品が故障していた場合は国内手配に3~5日、海外手配なら1~3週間ほどかかる場合があります。

修理後のお客様の感想

お客様からは「仕事で使う大切なパソコンがすぐに復旧し、とても助かりました」と喜びの声をいただきました。

「急ぎの仕事があったので焦りましたが、直ると聞いて安心しました」というご感想も伺い、短期間で修理できたことにご満足いただけたようです。