今回は札幌市南区のお客様から Dynabook dynabook G83/HU の Windowsが起動しない のご相談でした。

お持ち込みまでの経緯

お客様は急にパソコンの電源を入れてもWindowsが立ち上がらず、画面が真っ暗なまま動かない状態になったそうです。

そこで、以前から知っていたパソコン修理のインフォムへご連絡いただき、直接当店へお持ち込みいただくことになりました。

札幌市南区にお住まいということで、持ち込み修理のご利用を選択されたとのことです。

診断の流れと一般的な故障の原因

まずは外部モニターへ接続し、ディスプレイが正常に映るかどうかを確認しました。

すると外部モニター上では一部起動画面が映りましたが、本体の画面は左端が黒くなり、中央にかけてヒビが入っている状態でした。

お話を伺うと、うっかり手を滑らせてパソコンを落下させてしまったことが原因と思われます。

画面に物理的ダメージがある場合、Windowsが起動していても表示できず「起動しない」と感じられるケースがあります。

また、SSDやメモリが故障して起動できなくなる可能性もあるため、ハードディスクやメモリの状態もあわせて診断しました。

幸い今回はSSDやメモリに大きな異常は見られず、メインの問題は液晶パネルの損傷とWindowsシステムの不具合でした。

修理の流れ

まず損傷した液晶パネルの交換作業を行います。

適合するパネルが当店に在庫であったため、約2時間で交換作業が完了しました。

もし在庫がない場合は、国内手配で3~5日、海外手配なら1~3週間ほどかかることがあります。

その後、システムの動作確認とWindowsの再セットアップを行い、起動できるかしっかりチェックしました。

結果としてWindowsも問題なく起動するようになり、通常の操作が行える状態に復旧いたしました。

修理後のご感想

お客様からは「仕事で使う大切なパソコンがすぐに復旧し、とても助かったです」との声をいただきました。

また「急ぎの仕事があったので焦りましたが直ると聞いて安心しました」ともおっしゃっていただき、当店としても安心してお使いいただける状態に戻せて何よりです。