札幌市南区のお客様からのご相談
今回は札幌市南区のお客様よりDynabook dynabook T6/Vが全く起動しないとのご相談をいただきました。
当店パソコン修理のインフォムの店舗にお持ち込みいただいた瞬間から緊張感が走ります。
電源ボタンを押してもランプさえ点灯せずファンも回らない状態で完全沈黙でした。
Dynabook dynabook T6/Vとは
dynabook T6/Vは15.6インチフルHD液晶と第11世代Intel Core i5-1135G7を搭載したスタンダードノートです。
SSDはPCIe接続の512GBでメモリは8GB、USB-CやHDMIポートも備え持ち運びと据え置きの両立が図られています。
このクラスにしては薄型で重量約1.98kg、在宅ワークや学生さんにも人気のシリーズです。
症状確認と切り分け
ACアダプタの電圧を計測したところ正常値を確保しており過電流保護も発動していませんでした。
バッテリー単体でも起動しないため給電経路かマザーボード上の電源レギュレータ不良が疑われます。
外装を開け、まずはショートチェックを実施したところCPU近辺のMOSFETで短絡を検知しました。
マザーボード修復作業
該当MOSFETと隣接するDC-IN保護ICを新品パーツへリワークステーションで交換しました。
合わせてバックライト保護ヒューズも高熱の影響で抵抗値が上がっていたので同時に交換しています。
もちろん交換後はサーマルカメラでリーク電流が無いことを念入りに確認しています。
起動テストと最終チェック
再組立て後に電源ボタンを押すとパワーLEDが点灯しDynabookのロゴが表示されました。
BIOSログにはエラーは残っておらずWindows 11 Homeが問題なく起動しました。
内蔵バッテリー充電も正常、スリープ復帰も良好で長時間ストレステストを行っても再発はありません。
修理完了とお客様の声
お客様には大切な卒業論文データがそのまま残っていたと大変喜んでいただきました。
札幌市南区でパソコンが急に沈黙した時は焦りますが基板単位で直せばデータも守れます。
パソコン修理のインフォムでは今回のような電源系トラブルも高リスク部品交換で復旧可能です。
同じ症状でお困りの方へ
電源が入らない症状はACアダプタだけでなくマザーボード側の故障が原因の場合が多々あります。
Dynabookに限らずメーカー修理で高額見積りやデータ初期化を提案された方もぜひご相談ください。
持ち込みはもちろん宅配修理にも対応し最短当日でお返しできることもあります。
札幌市でパソコン修理ならまずはパソコン修理のインフォムへお気軽にお問い合わせください。