作業途中で固まるパソコンにストレスを感じていませんか

突然Excelで作業中にパソコンがもたつきマウスカーソルが止まるたびにイライラしてしまうことはありませんか。

その症状はハードディスクではなくメモリが足りないサインかもしれません。

とくにブラウザで複数タブを開きながらZoom会議を行いさらにメールソフトをバックグラウンドで起動している状況では八GBでは足りなくなるケースが増えています。

最新のWindows11やAI処理を活用するAdobe Photoshop2024などは十六GB以上を推奨しておりノートパソコンでもデスクトップでもメモリ増設が解決策として浸透しつつあります。

今すぐできる応急処置

タスクマネージャーでメモリ使用率が九十パーセントを超えている場合はブラウザの不要タブや常駐アプリを終了してください。

仮想メモリをSSDに設定していると低速化をある程度抑えられるためCドライブがHDDなら外付けSSDの導入も有効です。

ただしこれは根本解決ではなく後述するメモリ増設が最も確実な手段になります。

メモリ増設がもたらす具体的な効果

メモリを増設するとまず体感できるのがアプリ起動の速さです。

メモリに余裕があるとOSはディスクではなく物理メモリにプログラムを展開できるため読み書きが高速化します。

同時に複数のブラウザタブを開いてもページの切り替え時に再読み込みが起こりにくくなりストレスが大幅に軽減されます。

ビデオ会議中に資料を共有する際も映像がカクつく頻度が下がり商談の印象を損ねません。

動画編集や三DゲームなどGPU負荷の高い用途でもメモリが十分ならボトルネックが緩和されフレームレートが安定します。

さらにLightroomで大量のRAW写真を扱うフォトグラファーからはプレビュー生成が半分以下の時間になったという声も挙がっています。

インフォムのサポート実績では八GBから十六GBに増設したノートパソコンで平均三十パーセント前後の処理時間短縮が確認されています。

なぜメモリ不足が起こるのか

メモリはOSやアプリのアップデートとともに必要容量が年々増加しています。

例えば二〇二四年春のWindows11メジャーアップデートではCopilotAIの常駐機能が追加され常時二GB程度のメモリが占有されるとの検証結果が公開されました。

さらにブラウザのChromeやEdgeはタブごとにプロセスを分割する設計のため十タブ開くだけで三GBを超えることも珍しくありません。

リモートワークが一般化したことで常時起動のチャットアプリやウイルス対策ソフトが占有するメモリも無視できなくなりました。

購入時には快適だった四GBや八GBの構成でも数年後には足かせになるのはこのような背景があるためです。

メモリ増設の基本手順とチェックポイント

最初に現在のメモリ規格と空きスロットを調べます。

WindowsならタスクマネージャーmacOSならこのMacについてからハードウェア情報を確認できます。

メーカーサイトで型番を検索しDDR四なのかDDR五なのか最大搭載量はいくつかを把握しましょう。

パーツ購入前にマザーボードの最新BIOSを適用しておくと新世代メモリの互換性トラブルを避けられます。

次に対応モジュールを購入しますが同一速度と同一容量をペアで揃えるとデュアルチャンネルが有効になり効果が高まります。

静電気対策として電源を抜きバッテリーを取り外せるモデルは外すのが基本です。

メモリスロットの金属端子部分には絶対に触れず四十五度の角度で差し込み奥まで押し込んでラッチが固定されることを確認します。

起動後にBIOSまたはOS上で認識容量が増えているかをチェックしMemTest八六などでエラーチェックを行うと安心です。

ノートパソコンでの注意点

薄型モデルやMacBookAirなどはメモリが基板直付けで増設不可のケースがあります。

その場合は外付けSSDで仮想メモリを補うか本体買い替えを検討するしかありません。

デスクトップでの注意点

大型ヒートシンク付きのCPUクーラーとメモリが干渉し背の高いモジュールが物理的に挿さらないことがあります。

スペックだけでなく寸法図を確認するかロープロファイルメモリを選択しましょう。

費用と作業時間の目安

メモリモジュール自体は二〇二四年三月時点で十六GBが一枚六千円前後から入手可能です。

ただしDDR五やECC対応など特殊規格は一万円を超える場合があります。

作業費用を業者に依頼すると一般的に数千円から一万円程度が相場とされますが緊急即日対応や企業出張では追加費用が発生することもあります。

自作経験が少ない場合は保証のある店舗に任せるほうが安全です。

インフォムでも症状診断から部品手配までワンストップで対応しており納期は最短当日在庫が無い場合でも三営業日程度が多いとされています。

データ保護と保証リスク

メモリ増設自体でデータが消えることはありませんが静電気で他部品を破損させるリスクはゼロではありません。

作業前に必ず外付けHDDやクラウドにバックアップを取りましょう。

万が一起動しなくなった場合は慌てて再度分解せず一度電源ケーブルを抜いて五分ほど放電すると復旧することがあります。

メーカー保証期間中のノートパソコンはユーザーによる増設が保証対象外になる例があります。

取扱説明書やサポートページで可否を確認し不明な場合はカスタマーセンターに問い合わせることを推奨します。

まとめ:メモリ増設でパソコンはまだまだ快適に使える

動作が遅いからといってすぐに買い替えるのはコストも環境負荷も大きくメモリ増設は最小限で最大のリターンを得られる施策です。

現行機種なら十六GB動画編集やAIアプリを使うなら三十二GBが当面の目安になります。

手順を守れば初心者でも三十分ほどで完了しますが不安がある場合はプロに相談してください。

パソコンの潜在能力を引き出し仕事や趣味の時間を快適にするためにまずはメモリ容量を見直してみましょう。

快適さは作業効率だけでなく精神的余裕にも直結します。