札幌市北区麻生のお客様から持ち込みで、DELL Inspiron 15 3501の修理品をお預かりしました。

症状は、ACアダプタを繋げても通電せず、充電ランプも点灯しないのですが、角度によって通電するというものです。

電源ジャックの交換修理となりましたが、今回のご依頼は部品の在庫もあったので、約1時間で修理完了し、データはそのまま・動作確認まで実施いたしました。

診断と故障箇所の特定

ACアダプタをパソコンに対してまっすぐ入れると、全く通電せず無反応です。

これだけだとパソコンの重要なパーツ(マザーボードなど)の故障を疑う状態ですが、挿した状態でケーブルを上に引っ張るように持ち上げるなど、角度を変えると通電することがあります。

この場合はACアダプタの差込口である、電源ジャック自体の問題の可能性が高くなります。

ACアダプタ側の問題で、端子付近の内部で断線しているということもありますが、今回は電源ジャック側の問題でした。

修理内容と結果

パソコンを分解して、電源ジャック部分を取り外します。

その為に、まずはパソコン裏のネジを全ては外し、バックカバーを取り外します。

Inspiron 3501のバックカバーを取り外し、内部へアクセス可能になっている状態。

目的の電源ジャックは右上の角付近にあります。

ヒンジと無線LAN子機に隠されているので、これらを取り外して電源ジャックを取り出します。

取り外した電源ジャック

実際に交換するのは、赤で囲った部分です。ケーブルはそのまま使います。

電源ジャックの交換箇所の説明。赤枠で囲った部分。

交換した結果、無事にすんなり通電するようになりました。

AC Adapterが45W出ているのと、バッテリー100%

中央のAC Adapter 45Wとあるように、45WのACアダプタを認識しています。

まとめ

最近少しずつ電源ジャック部分の修理が増えてきています。

昔はACアダプタの端子はこの2倍は太かったのですが、小型化の影響で壊れやすくなったのでしょうか。

同様の症状でお困りの方は、是非お問い合わせください。

札幌市北区の宅配・持込のご案内は札幌市北区のパソコン修理ページを、DELLの修理についてはDELLのパソコン修理ページをご覧ください。