千歳市末広のお客様から持ち込みで、hp 15-eh3006AUの修理品をお預かりしました。
症状はヒンジが故障してしまい、パソコンの開閉が出来ないというものです。
ヒンジを補修材で固定する都合で、固定に24時間は時間が掛かりますので、修理期間は2日でした。
ヒンジ修理ではデータを消すような事はありませんので、もちろんご依頼時のままお使いいただけます。
診断と故障箇所の特定

ヒンジ故障で上手く開閉が出来ないため、周囲のパーツがはずれかかっています。
あとは軽くパソコンを開こうとするだけで、「これはヒンジが壊れているな」と感触でわかります。
なのでここまで確認出来たらさっそく分解をしていきます。
修理内容と結果
パソコンを分解して、電源ジャック部分を取り外します。
その為に、まずはパソコン裏のネジを全ては外し、バックカバーを取り外します。

ヒンジ修理の際には、まず液晶ユニットを外す必要があるので、裏蓋から外していきます。
hpのこのタイプの裏蓋は、大抵ゴム足の裏にネジが隠されているので、忘れずにチェックして外します。

裏蓋を外したら、ヒンジを固定しているネジやケーブル類を外して、液晶ユニットを取り外します。


続けて液晶ユニットを分解していきます。

このパソコンの場合、ヒンジが故障しているというより、ヒンジのねじ受けが天板から剥がれてしまった、という方が正しいです。
なのでねじ受けを固定します。

ねじ受けが壊れてしまう原因の多くは、ヒンジが固くなってしまった事で想定以上の負担が掛かってしまったからです。
なので修理時にはヒンジも緩めに調整します。


しっかり開閉できるようになり、これで修理完了です。
まとめ
ヒンジが壊れる故障自体は昔からあったのですが、最近はパソコンの小型化に伴い増加傾向にあるように思います。
ほとんどの開閉出来ないトラブルはねじ受けの再固定、ヒンジの固さ調整で直りますので、2~3営業日で修理完了します。
お困りの場合には是非お問い合わせください。
千歳市の宅配・持込のご案内は千歳市のパソコン修理ページを、hpの修理についてはhpのパソコン修理ページをご覧ください。